市民の実践例

平成26年度「真のワーク・ライフ・バランス」実践エピソード表彰「働くママの時間活用賞」受賞小松千絵子さん

 ここでは,平成26年度「真のワーク・ライフ・バランス」実践エピソード表彰で,「働くママの時間活用賞」を受賞された,小松千絵子さんのエピソードを紹介します。

「働くママの時間活用賞」

 フルタイムの共働きで2人の子どもの育児をしながらいかに自分の時間を捻出するか?我が家の必須アイテムは5分進めた時計と受信料をしっかり徴収している某テレビ局(活用しないと損ですね)の天気予報。

 午前6時(実際は5時55分)の目覚ましで起床,テレビのスイッチを入れ天気予報を確認(この局は必ず定時のニュースの前に天気予報を流してくれるし,当たり前ですが時間は正確です。)・昨晩のうちに部屋干ししておいた洗濯物を外に出し,残りの大物もベランダに干して洗濯完了(雨の予報なら浴室へ)・弁当と朝食を用意し,7時5分前に天気予報でその日着ていく服を決め,7時の時報とともに子どもたちを起こします。7時45分のローカルニュースへの切り替え時に出る天気予報図を横目に雨傘か日傘を選択していざ出勤。

 買い物を済ませ帰宅すると大体午後6時過ぎ。子供たちとおやつを食べながらワイワイガヤガヤその日の連絡事項(返却されたテストの答案も!)を確認し,午後7時5分前(実際は10分前)にテレビのスイッチを入れ週間天気予報を一緒にチェックし,行事(運動会や遠足,球技大会,プール,マラソン,一斉清掃等)や自然災害(台風や低気圧)に備え,午後7時の時報とともに夕食準備開始。平日はこのようにあわただしく過ぎていきますが,備えあれば憂いなし?天気予報で時間を区切って用事をこなしていく(少々予定が押しても,5分のアディショナルタイム?で調整できます。)習慣のため,毎日タイムスケジュールは安定しており,概ね午後10時から就寝する午前0時まで2時間はマイタイム。録画しておいたドラマや映画等を見たり,読書したりして明日に備えてゆっくりします。その時間になると上の子は自分の部屋で勉強を始め,下の子は私の隣で一緒にテレビを見たり,宿題をしたりします。

 週末は逆に時間にしばられずに自分のペースで過ごし,日曜日の午後9時5分前(実際は10分前,しつこいですね(笑))の天気予報からスイッチを入れ,次週の準備モードに入ります(まずは週間天気予報を参考に洗濯予定を立てます。)。

 限られた時間の中でもメリハリをつけながら家事や雑用をこなしていくことで時間は生みだせます。子供たちも生活習慣が安定すると自然に自分でアクションを起こすので,少なくともこちらが「早く!」とか急かすことはありません(ここに夫は登場していませんが,当然私一人で家事をしているものではありません。「できる人ができる時にやる」,「やる人がやりたいようにやる」家事に対する我が家のスタンスです。)。